2007/11/25

一年の終わり

 キリスト教(カトリック)の暦では今日は「王であるキリスト」の祝日。教会暦は今週が一年の最後で、来週からはクリスマスを待つ期間、待降節(アドベント)を迎えます。私が通う教会では例年ミニバザーがこの祝日のある日曜日に開かれます。信者の皆さんお手製のクリスマス用品を買うことが出来るので、ファンが多い(私も含めて)

 で、今日買った品がこれ♪



 クリスマス・リース
全て天然素材を使ったリースで、木の上品な薫りがほのかに漂っています。
いい買い物が出来た
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2007/11/17

聖エリザベト

 キリスト教(カトリック)の暦では、11月17日は聖エリザベトの祝日にあたります。
今年は聖エリザベト生誕800年にあたり、早速ドイツの趣友から聖エリザベトの記念切手を貼ったカバーをもらったので、紹介します。

(下の画像をクリックすると拡大します)


 聖エリザベトは1207年、ブラスティラバ(現在のスロバキアの首都)にハンガリー王国の王女として生まれます。その後ドイツのチューリンゲン方伯の宮廷で育ちます。ちなみにエリザベト(英語で言うとエリザベス)という名の聖人は数多くいるので、このエリザベトはハンガリーのエリザベトとか、チューリンゲンのエリザベトと呼ばれています。

 14歳でチューリンゲン方伯ルードビッヒと結婚しますが、夫が十字軍に参加して死に、彼女は20歳で未亡人となります。義理の弟に城から追い出された彼女は、当時出来たばかりのフランシスコ会に関心を強め、遂にはフランシスコ会第三会に入会し、ドイツのマルブルグで貧者や病人の世話を始めます。今日紹介した切手にも病人に手づから匙を与えようとしてる聖エリザベトが描かれています。

 もともと体が強いこともなかったため、聖エリザベトは24歳の若さで亡くなりますが、生前から聖人の誉れ高く、死後4年で聖人として列聖されます。聖エリザベトは日本ではあまり知られていませんが、ドイツ語圏では非常にポピュラーな聖人で慈善活動と並んでよく紹介されています。

 ちょうどいいタイミングに素晴らしいカバーを贈ってくれたドイツの趣友に感謝
2007/11/13

クリスマスの季節が近づいてきた

 オーストリアから、今年最初のクリスマス切手を貼ったカバーが届きました。
早速UPして紹介します。

(下の画像をクリックすると拡大します)


 今年のオーストリアのクリスマス切手は、ビザンツ風のイコンに描かれたキリスト降誕の場面が描かれています。オーストリア郵政のサイトによると、この切手はオーストリア郵政の入っている建物に附属したユニエイトの礼拝堂の壁画からとったものだそうです。

 ユニエイトとは、別名を東方典礼カトリック教会といい、ローマ教皇の首位権を認めつつ、典礼の様式は正教会の伝統を守るグループのことで、カトリック教会の一員です。現在のウクライナに多くのユニエイトがいますが、オーストリアもかつては中欧の大国でもあったので、ウィーンにはウクライナ出身のユニエイトが今でも多く暮らしているとか。

 カバーの消印もドイツ語と、おそらくウクライナ語が表記されています。ウクライナ語はロシア語とよく似ているので、何となく意味が分かります。日本人が中国語の漢字を見て、何となく意味が分かるのに近いぐらいかな。日本でも国際交流をうたう切手をよく発行していますが、記念印に相手国の言葉を入れるというアイデアも新鮮でいいと思います。


 美しいカバーを送ってくれたオーストリアの趣友に感謝です

2007/11/09

ラテラン教会の献堂記念日

 キリスト教(カトリック)の暦では、11月9日は「ラテラン教会の献堂」の祝日にあたります。「ラテラン教会」とは、ローマにある4つの大きな教会(バジリカ)の一つである「ラテランの聖ヨハネ大聖堂(San Giovanni in Laterano)」のこと。この教会が、ローマ司教としてのローマ教皇(法王)の司教座聖堂であることから、全世界の教会でラテラン教会の献堂を祝います。

 前置きが長くなりましたが、このラテラン教会に関係する切手を一つ紹介。

(画像をクリックすると拡大します)


 これは今年ヴァチカン市国から発行された、「ローマ教皇ベネディクト16世の生誕80年」の記念切手を収めた切手シートです。

 教皇の切手の隣にある教会が、ラテラン教会。
特徴的なファサード(建物の正面部分)が綺麗に表現されています。
教皇は司教位を表す、ミトラ(冠)とパリウム(帯状の白い肩掛け)を身につけた姿で再現されています。

 ところで、この切手シートに切手は何枚あるでしょう?
写真を拡大してよーく確かめてください。
8枚と思った方は、もう一度切手シートをよーく眺めてくださいね。

ヒント
切手には必ず料金が印刷されている

2007/11/02

La Danse Macabre(死の舞踏)

11月2日はキリスト教(カトリック)の暦では「死者の日」とされています。
この日のミサ聖祭では、煉獄(死後、十分に清められていない霊魂がとどまる所)にある霊魂がいち早く天国に迎えられるように祈りが捧げられます。
そういうわけで今日は死者の日に関係する切手を紹介します。

(下の画像をクリックすると拡大します)


この切手は中世後期のフレスコ画を描いたスロベニアの切手です。
フレスコ画のタイトルは、ずばり「死の舞踏」。
この絵では僧侶や司教、枢機卿といった当時の上層を代表する人物が骸骨と手を取り合って行進する様子が描かれています。
「死の舞踏」はこの絵が描かれた15世紀に流行したテーマで、この世の富や栄光のはかなさを訴え、死後の裁きに備えることを訴えるという意味がありました。

この「死の舞踏」というテーマはゴシック美術に興味のある人にはなじみがあるものですが、切手に表されたものとなると非常に珍しい。
「死」というテーマが現世の生のみを肯定する世俗主義的な現代世界では受けが悪いからでしょうか?
この切手を最初に見つけた時は、思わず目が釘付けになりました。

この切手は印刷の面からも実に興味深い。
画像では分かりにくいのですが、骸骨の頭蓋骨や肋骨や腕の骨が浮き彫り(エンボス)印刷で盛り上がって印刷されています。

珍しいテーマを取り上げ、さらに特殊な印刷でもって切手に仕立て上げてくれたスロベニア郵政に感謝です!

(参考:スロベニア郵政の紹介ページ:http://www.posta.si/Namizje.aspx?tabid=618&artikelid=8427
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