2013/03/23

特別形式のミサ式次第

 ウナ・ヴォーチェ・ジャパンでは特別形式のミサ(いわゆるトリエントミサ)の式次第を発行したので、宣伝も兼ねてご紹介する。(詳細はココをクリック

 以下はそのサンプル画像である。ミサ式次第中の写真は昨年の春にラファエル植田勝行神父(王たるキリスト宣教会)が京都の北白川カトリック教会で捧げられたミサのもの。

表紙
ミサーレ表紙(0323)

階段祈祷のページ
階段祈祷ページ(0323)

 編集スタッフの一員としてこのミサ式次第作成に参加した。編集作業は何度も校正をおこなうなど大変であったが、特別形式のミサを学ぶ上で大変勉強になった。ラテン語を一単語ずつ確かめながら入力することで祈りを覚えることもできたし、タイプしながら心が自然と落ち着くということも経験できた。古の写本をする修道士の気分を少し味わえた気がする。

手前味噌になってしまうが、このミサ式次第の優れた特徴は以下の3点となる。

1 著作権者、裁治権者の了解をえて発行されたミサ式次第

 このミサ式次第のラテン語部分の日本語訳はバルバロ神父『毎日のミサ』(1955年)を採用している。『毎日のミサ』に関する著作権はまだ有効であり、このミサ式次第は現在の著作権継承者であるサレジオ会から正式に承諾をえたものである。また出版の前には岡田東京大司教からも事前に確認と、出版の了承を得ている。

 日本語・ラテン語対訳のミサ式次第はインターネットで無料配布や一部書店で売られているようだが、寡聞にして、上記のような著作権者の許可、日本の裁治権者の了解を得られているのか不明なものが多い。そういう意味でウナ・ヴォーチェ・ジャパンのこのミサ式次第は安心して使ってもらえるものと思う。

2 1962年版のミサ典書に完全準拠

 前掲のバルバロ神父の『毎日のミサ典書』は1950年代のミサ典書に依っているが、このミサ式次第は福者教皇ヨハネス23世による修正を受けた1962年版ミサ典書によっている。おそらく、1962年版のミサ典書に基づくラテン語、日本語対訳のミサ式次第はウナ・ヴォーチェ・ジャパンのミサ式次第が初めてのものになる。

3 長期間の使用に耐える仕様

 長く使ってもらえるように、マットコート紙を使うだけでなく、カラー刷りにし、フォントの大きさも読みやすいように大きくしている。


 残念な点としてはこのミサ式次第はウナ・ヴォーチェ・ジャパンが主催するミサや黙想会限定配布となっている。通販や一般の本屋での販売はこのミサ式次第の反響如何では実現するかもしれない。伝統の回復は一歩ずつ、「急がず、休まず」で進めていくものなのだろう。




 
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2013/03/20

黙想会と初ミサ

ボブ・ザラテ神父(厚木教会主任)をお招きしたウナ・ヴォーチェ・ジャパンの四旬節黙想会は無事に終了した。

下の写真は講話の際に撮った写真。スータンを着た司祭を見ると、それだけで安心感がある。
ボブ神父_0316

講話ではダビデ王と詩編51についての話から始まり、四旬節の各週のテーマが週を追うごとに神の愛の理解を信者が深められるように巧みに用意されていることを説明して下さった。また新しい教皇様についてインターネットであれこれ議論されているけれど、惑わされることなく、教皇様への信頼と教皇様を祈りでお助けすることがカトリック信者の務めだと勧めてくださった。「特別形式のミサが好きな皆さんはすでに教区では特別な存在ですね、ハハハ」とユーモアを入れて、場の雰囲気を和ましていただけたので、あっという間の45分の講話だった。

今回の黙想会ではウナ・ヴォーチェ・ジャパンの保護聖人である聖ヨゼフの随意ミサを読誦ミサをお奉げした。
実はボブ神父にとって、特別形式のミサは初めてのミサ。もともとラテン語の先生をされていたから、ラテン語には不自由がないそうだが、挙止動作はどうやって覚えたのか尋ねると「youtubeですよ、ははは」とのこと。

下の写真は聖変化のときのもの。動作はどうして安定感があり、初ミサとは思えない。
ボブ神父ミサ_0316

終わりの懇親会でボブ神父様が特別形式のミサを振りかえられ、「今日ほど自分は司祭であるということを意識した日はなかったね」と満足げにおっしゃっていた姿が大変印象的だった。

集会室と小聖堂を寛大にも貸していただいた目黒教会にも感謝!


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