2013/05/25

聖霊降臨の祭日のミサ

 5月19日のウナ・ヴォーチェ・ジャパン(UVJ)主催の聖霊降臨の祭日のミサに参列。聖霊を示す赤色の祭服が実に鮮やかな、すばらしいミサであった。

130519 聖霊降臨ミサ2
聖堂への入堂の様子

 池田神父様はミサの中の説教で聖霊の働きから説明された。聖霊の働きは実に様々ある。心をあたためる、慰める、決心の実行を勧める、正しい行いを勧める、剛毅の徳、重荷を軽くしてくださる。行く先をどこかに示してくださる。私たちを赦しへ、御父への服従へと導いてくださる。

 最後に締めくくりの言葉として、池田神父様はこの祭日に改めて聖霊の働きに心を留め、その働きに助けられながら、着実にイエス様の身許に進んでいく決心を新たにすることを私たちに勧められた。


130519 聖霊降臨ミサ1
祭壇の献香の様子。神父様のチングルムまで赤!

特別形式のミサは動作、象徴であふれ、頭だけだけでなく、視覚、嗅覚、聴覚、全身で神をたたえることができ、静かに祈りに専念できる。今月のミサもそれを実感できた貴重な忘れがたいものであった。
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2013/05/18

聖霊降臨のミサはもうすぐ

 ウナ・ヴォーチェ・ジャパンでは5月19日(日)に東京・四ツ谷の聖パウロ会の修道院で聖霊降臨の祝日を特別形式のミサ(歌ミサ)で盛大に祝う。

(古いミサ典書の挿絵。Una Voce Franceのサイトの画像を借用)
130518 聖霊降臨

 カトリック教会が誕生した、この聖霊降臨の出来事を祝うミサの固有唱は聖霊の働きを私たちに教え、聖霊を求めることを父なる神に願う。復活節の最後となるこの日にふさわしいラテン語の聖歌を聞いているだけで、本当に心がきよめられ、心が静まり、そしてキリスト者としての再び道を続ける元気をくれる。

 古い典礼様式とラテン語が約束する、過去との継続性と普遍性。これを体感させてくれるのが、特別形式のミサの得難い魅力だと思う。東京大司教の認可のもとでミサに与れることの素晴らしいさ!本当に日曜日が待ち遠しい!
2013/05/05

東洋文庫訪問記

 東京・駒込にある東洋文庫で展示中の「マリー・アントワネットと東洋の貴婦人 キリスト教文化をつうじた東西の出会い」展を見に行った。なお、東洋の貴婦人とは、細川ガラシャを指す。

130503東洋文庫

 展覧会のタイトルに直接関する展示品はフランスの王日マリー・アントワネット旧蔵と伝えられている、16~18世紀のイエズス会の宣教師たちの書簡と細川ガラシャ直筆の短冊だけで、それ以外の展示品は日本のキリシタンの遺物や中国やベトナムの17世紀から18世紀にかけてのキリスト教を紹介する文献で構成されていた。

 人目を引くような派手な展示品はないが、カトリック信者としては、天草版の「ドチリナ・キリシタン」や「サクラメンタ提要」の現物が大変印象的であった。「ドチリナ・キリシタン」は非常に文庫本より1回り小さいサイズの本であるが、500年以上も前の宣教師と日本人信者がこの小さな書籍にかけた思い、その後の日本のキリシタンの運命に思いをはせると非常に考えさせるものがあった。

130503 ドクトリナ
世界で唯一の天草版「ドチリナ・キリシタン」。ローマ字表記の中世日本語で記されている。

 また「サクラメンタ提要」の展示では、ちょうど「Tantum Ergo」の5線四角譜のページが開かれていたが、同じ旋律で同じ歌詞を現在の私たちも歌っている。500年という時間を隔てて同じ信仰を同じ言葉で言い表すことができること。ラテン語の使用による普遍性を強く意識することができたいい機会になった。

 東洋文庫の建物は最近リニューアルされて、一般人にもしきいが低くなった。館内は人気もないのでゆっくりと落ち着いて展示品と向き合える。近くにある六義園も今のような良い季節だと散歩するのに適している。東京にお住まいの方は是非行ってみる価値があると思う。
2013/05/04

4月の思いで(京都・ミサ)

 引き続き4月のことをUPする。4月14日(日)に京都市の聖ヴィアトール北白川教会で特別形式のミサに参列した。このミサは現地の主任司祭のイブ・ボアベール神父と現地の信者さんの好意により昨年に引き続いて実現した。当日は伝統的な典礼暦では御復活後第2主日にあたり、福音書のテーマにちなみ、「善き牧者の主日」とも呼ばれている。

130414 モロー神父ミサ
 植田神父様による歌ミサの前にモロー神父様による私唱ミサが行われた。

 当日は晴れ渡り、それでいて暑くない過ごしやすい一日であった。関西のウナ・ヴォーチェ・ジャパンの会員の尽力もあって、10名以上の聖歌隊による歌ミサが実現できた。昨年と比べて今年は準備が十分できていたので、ゆっくりと落ち着いてミサに与ることができた。

 130414植田神父ミサ1

 北白川教会は非常に近代的な建築であり装飾を極力抑えているが、祈りに集中できる静かで厳かな雰囲気をもつ教会である。この雰囲気が特別形式のミサと非常に親和性がある。オッフェルトリウムからカノンにかけての聖なる静けさは、この教会のもつ雰囲気の中では非常に魅力的なものになる。神様から見つめられている、神様を見つめている。言葉はなくとも、そこに充実した祈りを挟むことができ、祈りに自分を集中することができる。これが特別形式のミサの大きな魅力の一つであろう。

130414植田神父ミサ2
 ミサ後の記念撮影。植田神父もモロー神父もサービス精神旺盛で、何人もの人から集合写真に応じておられた。

 北白川教会は私が信者としてスタートを始めた教会。自分を育ててくれた教会とその共同体で、カトリックの伝統である特別形式のミサを捧げることをお手伝いできたことはただただ嬉しい限り。神様の助け、多くの人の協力で実現できたミサ。素晴らしい京都での思い出となった。
2013/05/03

4月の思いで(京都・小巡礼)

 連休になってようやくブログを更新する時間ができたので、4月のことから順次UPしていこうと思う。

 4月13日(土)に来日中の植田神父とモロー神父(ともに王たるキリスト宣教会)と京都に行き、日本26聖人の足跡をたどる、小巡礼を行った。


130413西陣教会
日本26聖人巡礼の第一教会である、聖ヨゼフ西陣教会

 西陣教会は京都市内でも古い教会であり、現在の建物も築60年を超えるもので、伝統的な祭壇や聖櫃が残っている。モロー神父は日本的な装飾のどこされた聖櫃に大変興味があった様子であった。

130413西陣教会内部

 西陣教会の旧司祭館には前四国司教の溝部司教がお住まいであるが、突然の訪問にもかかわらずお会いすることができた。司教様と206福者の列福の話、ラテン語ミサ、江戸時代のキリシタンのことなど、話が弾み、30分以上もお話しをした。私たちが伝統的なミサを行っていることを知って、別れ際にはラテン語で私たち一同に祝福を与えて下さった。

 西陣教会の近くにある一条戻り橋は、日本26聖人のうち24人が牢屋から連れ出され、この場所で片耳を切り落とされた後、長崎へと引き立てられたという場所。都市化が進み、当時をしのぶ面影は全くと言ってないが、2人の神父様は大変感慨深い様子であった。

130413一条戻り橋

 一条戻り橋がかかる堀川の河畔は最近整備され、川沿いに二条城まで歩くことができる。一条戻り橋から、日本26聖人や元和の殉教者が収容された小川牢屋敷跡まで、この堀川の河畔をロザリオをしながら歩いた。20分ほどの工程であったが、目に映る美しい川辺の風景、春の陽気、歌のように聞こえるラテン語の祈り。スータン姿のモロー神父は京都の町では目立つが、モロー神父はロザリオを唱えている最中でも、視線が合った人には優しく「コンニチワ」と声をかけられていた姿が大変印象的であった。植田神父、モロー神父と過ごせた3時間余りの小巡礼に同伴ででき、非常に充実した瞬間であった。

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