2016/01/21

ユスト高山右近が福者に

日本のキリシタン大名の一人、ユスト高山右近が福者になることがどうやらきまったらしい。

産経
http://www.sankei.com/west/news/150703/wst1507030052-n1.html
日経
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG22H2N_S5A620C1CR0000/
読売
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160120-OYT1T50068.html?platform=hootsuite

産経のニュースが一番詳しく記事を書いている。

ユスト高山右近は殉教者として福者になるので、奇跡は不要となったが、聖人になるためには奇跡が最低一つは必要となる。奇跡が起きるためには、信者が何よりユスト高山右近にとりなしの祈りをする必要がある。ユスト高山右近の崇敬は日本の中でも、関西と金沢が中心となるだろうけれど、その地域の人々の熱心な祈りが期待される。

ユスト高山右近が与ったミサは、今日の日本語のミサと同じではない。今日、特別形式のミサと呼ばれているミサこそが400年前にユスト高山右近が与ったミサに他ならない。今週の日曜日には東京では赤羽教会と新宿の若葉修道院で特別形式のミサが行われる。ユスト高山右近の列福(福者になること)が決まった今週に、特別形式のミサに与ることは意味があることだと思う。

以下はウナ・ヴォーチェ・ジャパンのサイトからの引用(読みやすくするため、若干編集)

【特別形式歌ミサ】2016年1月24日(日)、赤羽教会(東京都北区)
【日時】平成二十八年(2016)年一月二十四日(日)
  午後2時〜 ロザリオの祈り(告解)
  午後2時20分頃~ 灌水式、特別形式の歌ミサ(七旬節の主日、二級、紫)
【場所】カトリック被昇天聖母赤羽教会(東京都北区2−1−12)
【司式司祭】モンシニョール・デビッド・リンク(米国カリフォルニア、オークランド司教区司祭、エルサレムの聖墳墓騎士修道会騎士。オークランド司教区において、ローマ典礼のミサ(通常形式及び特別形式)とメルキト・ギリシア典礼のミサを捧げられています。)

【特別形式歌ミサ】2016年1月24日(日)、若葉修道院(東京都新宿区)
【日時】平成二十八年(2016)年一月二十四日(日)
 午後1時 開場
 午後1時30分より ロザリオの祈り・告解
 午後2時頃より 灌水式、ローマ典礼の特別形式の香付き歌ミサ、聖体降福式(Benediction)
【場所】 聖パウロ修道会若葉修道院(東京都新宿区若葉1-5)
【司式司祭】 アウグスチヌス池田敏雄神父(聖パウロ修道会)
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2016/01/18

天上の世界

京都での特別形式のミサは無事に終わった。
土曜日と日曜日にモンシニョールとともに過ごせたことはとても有意義であった。
今日の気づきを備忘録として残しておく。

・モンシニョール曰く、東方典礼の「Divine Liturgy」においては、神秘が強調されている。例えば、西方典礼においては聖変化は司祭が聖変化の言葉を唱えた瞬間であると理解されているが、東方典礼ではどの瞬間が聖変化なのかに関心はなく、むしろそこは敢えて曖昧な神秘として残したままにしている。

・モンシニョール曰く、東方典礼の「Divine Liturgy」において、参列者は天上に上げられていることを強調している。東方典礼において、オルガンなどの楽器を使わず、人の声だけですべての祈りを歌うのは、天使が歌声で主を賛美することを意識しているからだ。一方で西方典礼のミサでは受肉が強調されている。すなわち神が地上に体を伴ってこられたこと、すなわち聖体を強調している。

私はこれらの言葉を聞いて、神秘さを五感で感じることができるミサ聖祭こそが、まさに秘跡としてのミサ聖祭であると思った。また、ミサが天上の世界の再現であれば、ミサにおいて美しさは何より大切なことであると思った。荘厳で美しい特別形式のミサの魅力を再確認することができた2日間であった。神に感謝。
2016/01/11

特別形式のミサを普及するために必要なこと

 モンシニョール・チャールズ・ポープ(米国ワシントン(DC)大司教区司祭)が『ナショナル・カトリック・レジスター』誌に投稿した記事「伝統ミサの将来に関する緊急警報」(リンク先は英語)が議論を呼んでいる。

 記事の内容は次のとおりである。ワシントン大司教区では伝統ミサ(特別形式のミサ)に参列する人々は5か所で合計千人程度(同大司教区のミサ参列者の0.5%)でピークに達している。伝統ミサが小教区に戻れば、小教区のミサは参列者で一杯になるだろうという期待があったが、それは全く現実的でない。参列者の数が少なければ、伝統ミサの普及は司教の優先順位に載らなくなる、伝統ミサを行うための活動、施設といったものを維持することができなくなる。参列者の数を増やすためには、ただ伝統ミサを捧げるだけでなく、伝統ミサを愛する人々が魅力的で、積極的で、福音宣教に熱心に努める必要があると。

 私はこの記事を読んで共感することが多かった。ウナ・ヴォーチェ・ジャパンが東京で活動を始めて、5年目に入り、若葉の修道院での毎週のミサは席が足りないほどの人気だ。だが、それでも参列者は60人にも満たず、特別形式のミサだけ行うような小教区をもてるような規模感ではない。司祭は相変わらず足りない。参列者がピークに達しているとは感じないが、日本においても特別形式ミサを取り巻く環境は決して楽観できる状況にはないと思っている。

 トリエントミサの参列者を増やすために何ができるのかを考えた場合、自分は以下のことを目標としようと思う。
①月に2回は侍者の奉仕をすること
②可能な限り、家族でミサに与ることをあげること
③伝統ミサに参列した人に「ようこそ」と「また来てください」と必ず声掛けをすること
④①~③を微笑みをもって行うこと
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