2011/04/08

月曜日に行われる主日のミサについて

カトリック系のニュース通信社Zenit(ゼニット)英語版の名物コーナー、「典礼質問箱」からの翻訳をUP。今回は2011年3月8日の記事から(原文はコチラ)

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質問

 私の小教区では、月曜日の晩にヒスパニック系の人のための「主日のミサ」があります。前の日曜日のミサを祝っているのですが、その意味するところは主日の義務を果たすことにあるのだと私は思っています。これは合法でしょうか?(米国、ミシシッピ州、Biloxi市、M.M.さん)

回答

 もし意味するところがこのミサが主日の義務を果たすことであるなら、合法ではありません。主日の義務はまさに日曜日に行うものであり、土曜の晩のミサで義務を果たすことはできますが、平日に移してはいけません。

 けれども、別の可能性も考えられます。別の機会にアラブ諸国では金曜日、イスラム教徒の祈りの日ですが、その日に主日の典礼を行うことがどのように許されているのかを説明したことがあります。これらの国では日曜日は営業日となり、多くのキリスト教徒の移民はミサに出席することが不可能になっています。

 この場合において、考えられているのは主日の典礼であって、主日の義務ではありません。これらの国々のキリスト教徒で土曜日の晩又は主日にミサに出席できる者はだれでも、そうする義務が残ります。週日の休みに主日の典礼を行うことは司牧的配慮であり、金曜日にミサに与る大部分のキリスト教徒は主日において見出される、より豊かな聖書の箇所と祈りから便益を得ることができます。

 そのような金曜日のミサに出席する義務はないのですが、主日は他の曜日に移すことはできないことを説明する必要はあります。

 月曜日に主日のミサを繰り返すことは同じような動機からのものだと思います。米国においてヒスパニック系住民の大部分はサービス業に従事しており、週末に働かなければならないこともしばしばです。特定の小教区において人数が多い場合、典礼暦に応じた継続的な要理教育を行うため、主日のミサを繰り返して行うよう必要な許可を求めることはありうることです。しかし、それは繰り返すためです。司牧的目的のために主日の典礼を使用することは主日の義務を果たすこと同義ではないことを説明するために、明確な要理教育が必要です。

 スペイン語でミサを行うことが主日を移すことの十分な動機ではないと思います。もしそうなら、月曜日のミサに出席することで主日の義務を果たすことができるという誤った考えに促されて、主日の義務をおろそかにヒスパニック系の人もでてくるでしょう。もし小教区でスペイン語による主日のミサが必要ならば、土曜の晩か日曜日のどちらかにミサを行わなければなりません。

以上
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(感想)
 4月から職場が変わり、週末に仕事が入ることが多くなった。4月だけ見ても、週末が休みなのは4月23日・24日だけだ。今後計画停電に伴う動きで、土日に出勤する人も多くなるのではないかと思う。その意味で日本の教会でも、司牧的な配慮により主日のミサを平日に行うような取組を行ってほしい。もちろん、この措置は主日の義務とは別物であることは明確にしなければならないのだが。
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