2011/05/17

指針『Universæ Ecclesiæ』の続き④(試訳)

昨日に引き続き、指針第3部の続きを公開する。

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ふさわしい司祭について(自発教令『スンモールム・ポンティフィクム』第5項4号参照)

第20項 特別形式によるミサを行うのにふさわしいとされる司祭に必要な条件を以下に言い渡す。
 a  教会法(訳注、900条2項)による禁止障害のないカトリック司祭は誰でも特別形式のミサを行うのにふさわしいとみなすべきである。
 b  ラテン語の使用に関しては、言葉を正確に発音し、その意味を理解できるだけの基本的な知識が必要である。
 c  ミサの執行に関する知識について、特別形式によるミサを行うために自発的に出向いており、過去にミサを行ったことがある司祭はふさわしいとみなされる。

第21項 裁治権者はその傘下の聖職者に特別形式によるミサを行うための適切な準備をできる機会を与えるよう求められている。これは神学校にも当てはまり、将来の司祭はラテン語の学習を含めた、適切な教育を与えられ、司牧的な必要があるならば、ローマ典礼の特別形式を学ぶ機会を与えられるべきである。

第22項 ふさわしい司祭のいない司教区において、特別形式のミサを行うため又はその行い方を教えるために、司教は教皇庁エクレジアデイ委員会が立てた会の司祭から支援を求めることができる。

第23項 会衆のいないミサ(又は一人の奉仕者だけが参加するミサ)をローマ典礼の特別形式で行うことができる権能は自発教令により、在俗であろうと修道会付きであろうと、全ての司祭に与えられている(自発教令『スンモールム・ポンティフィクム』第2項参照)
それ故、そのミサの執行に関して、自発教令『スンモールム・ポンティフィクム』の条項により、裁治権者又は上長からいかなる特別の許可を必要としない。

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(感想)
この「ふさわしい司祭」(qualified priest(英)、pretre idoine(仏))も自発教令『スンモールム・ポンティフィクム』では条件が明示されていなかったので、戸惑った部分であった。この「ふさわしい司祭」は日本にどれくらいいるのだろうか?ラテン語は確かにネックになるかもしれない。だが、特別形式のミサを求める信徒の熱意と祈りがあれば、日本の司教様達があらゆる手段を駆使してご配慮していただけると固く信じている。
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