2012/06/02

5月20日の特別形式ミサの感想

少し前の話になるが、5月20日(日)にウナ・ヴォーチェ・ジャパン主催の特別形式ミサに参列したのでその時の模様を記す。

 当日のミサは「イエスの昇天後の主日」のミサであった。少しミサの話からずれるが、暦の話をしたい。伝統的な典礼暦ではイエスの復活を祝う復活祭から40日後に、「イエスの昇天」をミサで祝う。2012年の場合、5月17日(木)がその日にあたる。何故40日目かと言えば、イエスは復活後40日間弟子たちと共に過ごされ、40日目に天に昇られたと聖書に書かれているからである。5月20日はイエスの昇天を祝った後にくる日曜日のため、「イエスの昇天後の主日」と言われる。

 話を当日のミサに戻すと、「イエスの昇天後の主日」のミサでは、イエスが地上に残る私たちに向けて語られたみ言葉が福音書や固有唱にちりばめられている。今回のミサでは聖歌隊の人数が少なかったので心配していたのだが、全くの杞憂であった。静かな聖堂にアカペラで響くゆっくりとした旋律のグレゴリオ聖歌を聴くと、イエス様が今本当に語りかけてくださるような雰囲気がして、心が大いに慰められ、深く祈ることができた。

Non vos relinquam orphanos 
あなたがたを孤児のまま残しはしない(アレルヤ唱)

Non rogo, ut tollas eos de mundo, sed ut serves eos a malo
彼らを世から取り去ることではなく、彼らを悪から守って下ることを祈ります(拝領唱)




 池田神父は相変わらずお元気な様子であった。説教では、イエスが聖霊を派遣することを約束されたという福音書の話から、私たちも使徒と同様にキリストは神の子であることを内的確信を持って宣教しなければならないこと、イエスを直接見聞きしない私たちのために、聖霊が遣わされ、内的確信のためのインスピレーションが与えられることをイエスは保証して下さっているということを語られた。

「安楽な道をとらずに、困難な道が示されることがあります。聖霊の勧めに私たちは自由に応じる。そういう時が人生にあります」という池田神父の言葉は、兎角仕事で忙しい、大変だ、割に合わないと思っている自分には耳に痛いなぁとしみじみ考えさせられた。


退堂
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