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2014/10/27

『希望の丘』70号の巻頭言を読んだ感想

 聖パウロ修道会の会誌『希望の丘』70号に興味深い記事があったので、ぜひ紹介しておきたい。もとは池田神父からぜひ読んでみてくれと紹介を受けたものだが、それは聖パウロ会管区長の鈴木神父の「モナスティックと召命」と題されたコラムである。

 鈴木神父が6月に南仏の修道院を訪れたときの様子が語られており、コラムの後半からフランスの修道院の召命事情が語られる。かつては100人、200人いた4つの伝統ある修道院は大きく様変わりし、どこも「召命の少なさ、高齢化、そして国際化」を感じるものだったという。

 他方で比較的歴史の浅い(50年程度)の2つの修道院はベネディクト会の男子と女子の修道院だったそうだが、、最初の4つの修道院とちがって、修道者が「どちらも若者であふれていた」そうだ。この二つの修道院の共通点は「どちらもラテン語で祈り、伝統的な修道者の服装をし、カトリックのかつての伝統を大切にしていること」だという。

 記事を読んで、第2ヴァチカン公会議以前の修道生活が若者を引き付けていることを中立的な立場から語ることで、それが説得力をもって伝わってくるという印象を受けた。かつてベネディクト16世が特別形式ミサについて語った言葉を改めて思い出したい。ウナ・ヴォーチェ・ジャパンが日本で特別形式ミサを普及に努めている理由はここに全て言い尽くされているといってよいと思う。

 典礼史には、成長や発展はあっても、決して断絶はありません。過去の人々にとって神聖だったものは、わたしたちにとっても神聖であり、偉大なものであり続けます。それが突然すべて禁じられることも、さらには有害なものと考えられることもありえません。わたしたちは皆、教会の信仰と祈りの中で成長してきた富を守り、それにふさわしい場を与えなければなりません。(教皇ベネディクト十六世の全世界の司教への手紙(2007.7.7))
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