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2007/11/02

La Danse Macabre(死の舞踏)

11月2日はキリスト教(カトリック)の暦では「死者の日」とされています。
この日のミサ聖祭では、煉獄(死後、十分に清められていない霊魂がとどまる所)にある霊魂がいち早く天国に迎えられるように祈りが捧げられます。
そういうわけで今日は死者の日に関係する切手を紹介します。

(下の画像をクリックすると拡大します)


この切手は中世後期のフレスコ画を描いたスロベニアの切手です。
フレスコ画のタイトルは、ずばり「死の舞踏」。
この絵では僧侶や司教、枢機卿といった当時の上層を代表する人物が骸骨と手を取り合って行進する様子が描かれています。
「死の舞踏」はこの絵が描かれた15世紀に流行したテーマで、この世の富や栄光のはかなさを訴え、死後の裁きに備えることを訴えるという意味がありました。

この「死の舞踏」というテーマはゴシック美術に興味のある人にはなじみがあるものですが、切手に表されたものとなると非常に珍しい。
「死」というテーマが現世の生のみを肯定する世俗主義的な現代世界では受けが悪いからでしょうか?
この切手を最初に見つけた時は、思わず目が釘付けになりました。

この切手は印刷の面からも実に興味深い。
画像では分かりにくいのですが、骸骨の頭蓋骨や肋骨や腕の骨が浮き彫り(エンボス)印刷で盛り上がって印刷されています。

珍しいテーマを取り上げ、さらに特殊な印刷でもって切手に仕立て上げてくれたスロベニア郵政に感謝です!

(参考:スロベニア郵政の紹介ページ:http://www.posta.si/Namizje.aspx?tabid=618&artikelid=8427
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